この度、初めての受験で通関士試験に合格することができました。

受講するにあたり、他社の通信講座と比較検討しましたが、通関士受験関係の書籍を多数執筆されている片山先生の講座であることや、テキストの見やすさ等から、こちらの講座を受講することとしました。

勉強を開始したのは2018年1月です。通関業務とは全く関係ない仕事をしているため、最初はテキストを読んでもなかなか頭に入ってきませんでした。とにかく試験の全体像を把握することが必要だと思い、1つの項目にじっくり時間をかけるより、最初はテキストを読み進めることに重点を置きました。テキストを2～3周読み、試験内容の概要が掴めたところで、問題を少しずつ解いていくようにしました。その際、問題で問われている内容が記載されているテキストのページを書込んだり、テキストの説明で、関連する記載が別の個所の載っている場合はそのページを書き込んだりすることで、知識を点から線に繋げるよう意識をして勉強しました。片山先生の著書である「2018年版 通関士試験合格ハンドブック」も購入し、同時に読み込みました。

また、講座に付いてくる「どこでもできる通関士」のテキストを用いて、語群選択式問題の対策を行いました。空欄に赤ペンで答えを記入し、赤シートで隠して覚える作業を隙間時間に行いました。

上記の作業で知識がだいぶ付いてきたところで、貿易実務の勉強を本格的に取り組みました。それが７月位です。輸出入申告に苦手意識がありましたが、１つ１つの問題を理由づけしながら何度も解くことで、力を付けていきました。

８月の模試では思うような結果が出ませんでしたが、復習しながらその原因を探り、試験直前まで、やれることをやろうと気持ちを切り替え、勉強を続けました。

受講生は、メールで不明点を質問することも可能なので、勉強に行き詰った際は2度ほどお世話になりました。独学と異なり、不明点があればいつでも問合せできるというのも受講の魅力だと思います。このようなサポートも受けながら、お陰様で1回目の受験で合格することができました。勉強中、片山先生の必勝合格心得を何度か読み返しましたが、「あきらめない心」は特に自分の心に留め置いていた言葉で、最後の追込み時期の支えとなりました。今回、通関士試験に合格でき、非常に嬉しく思います。本当にありがとうございました。