通関士試験は昨年に続き2回目の挑戦でした

合格おめでとうございます!
  • 井上 久枝 様

通関士試験は昨年に続き2回目の挑戦でした
去年は実務科目で1点足りずに落ちました
今年は何よりもまず実務科目の対策に力を入れました

マウンハーフジャパンのエクセレントコースに申し込んだのは去年の12月で、
テキストを開いたのは今年に入ってからです

マウンハーフジャパンを選んだ理由は費用が他社と比較して安かったことと
貿易実務入門という片山先生の書籍を読んだことがあり、わかりやすかったので、
通関士講座もわかりやすいだろうな。と思ったからです

3月に貿易実務検定準A級を受験する予定があったので、その試験が終わるまでは
関税法、関税定率法、通関業法のテキストを流し読みしていました

本格的に勉強を始めたのは3月の終わりからです
試験までに毎日朝3時に起きるようにして(起きられない日もありましたが)家で計算問題と
申告書問題をやりました
同じ問題を何度も何度もやりました

通勤時間中は行きも帰りもテキストを読みました
試験までにどの科目のテキストも5回以上通読しました
1回目 何月何日 読み終わり 赤
2回目 何月何日 読み終わり 青

という風に わからなかったところや、テキスト中の練習問題で間違えたところなどは目印をしておいて
赤は1回目に間違えた。青は2回目にわからなかったところだけど、3回目はわかった。
というふうに自分の目印をつけておきました

これは申告書問題も計算問題も同じように目印をつけておいて、何回目はここを間違えたんだな。
その次にはできたんだな。
と後からわかるようにしておきました

分類はテキストにある類の一覧表を類ごとに1ページ使うようにして1冊のノートに転記し、演習問題を解くたびに
一覧表にない品目を追記していきました
その他に通則もそのノートに書き足して、分類と通則だけのノートを作りそれも1回目、2回目のチェックを色違いにして
何回目に間違えたかわかるようにしておき、試験までに暗記しました

それでもどうしてもわからない箇所は直接Emailでマウンハーフジャパンの講師の方々に質問をして教えてもらいました
回答は印刷をして切り取り、該当する所に貼り付けました

平日は平均で4時間位勉強して、土日は7~10時間位勉強しました
試験まで毎日カレンダーに勉強した時間を書き込んで、週単位で何時間勉強したかわかるようにしておきました
これは試験直前に「わたしはこれだけやったんだ。大丈夫だ」と思い込めるので是非やってみてもらいたいです

総勉強時間は約650時間でした

教材の中で一番役に立ったのは夏に別途購入した申告書対策テキストです
とても難しく感じましたが、これを試験までに6回くらい繰り返し解きました
やっていくうちに簡単になっていきます
また問題を解く時間もいつもメモしておきました
実際の試験時間は長くはないので、申告書は1問15分くらいでできるようにスピードを付ける練習もしました

テキストの中で一番多く見たのは、実は片山先生の学習する人への最初の言葉のところです

素直な心、あきらめない心、向上したい心は勉強中に心が折れるたびに丸を付けました
真っ黒になるくらい丸がついています

7月のスクーリングでは「この人がテキストを作った人なんだ」と片山先生を見て思いました
買付手数料と保管費用のことがよく理解できていなかった時期だったので、直接教えてもらって、
理解ができてとてもためになりました

また、いつも一人で勉強しているのと違い、同じ目標を持つ人たちと同じ空間で勉強しているんだな。
みんなもがんばっているんだな。わたしもがんばろう。
という気持ちを持てたので、参加してよかったです

短期間でいろいろと覚えられる人は別として、私のように物覚えがよくない人間にとって
通関士の試験勉強は長期戦です
勉強は正直、つらくて、理由もなく、いきなり心が折れることが多々ありました
また、毎日計算問題をしていても日によってうまくできたり、うまくいかなかったりします
それは同じ問題を繰り返していてもありました
スランプは理由が自分でわからないだけにつらかったです

私の場合は、そのスランプと夏の模擬試験の結果がよくなかった時期が重なり、
とても落ち込みましたが、本試験で間違えなくて今間違えてよかったんだ!と気持ちを入れ替える
よいきっかけになりました

模擬試験はぜひ受けた方がいいと思います
よくできれば自信になりますし、結果が悪ければ、本試験では間違えないぞ!という気持ちになれるからです

働きながら勉強するというのは、時間を作ることがいちばん重要です
平日は働き、土日も家の用や付き合いがあります
でも、それで無理とは思わないで、時間を作る努力をすることがもっと大切だと思います

「時間がなかったから。」という言い訳だけはしたくなかったので、頑張れました

通関士試験を受験しようと思ったのは、自分に自信をつけたかったからです
今は頑張れた自分に少し自信がもてます
この資格を活かせるようがんばります

‘努力はわたしを裏切らない’

という言葉をいつも心の中に書き留めていました
今、合格して、本当にうれしく、ほっとしています

これから受験される方々へも「努力は必ず報われます。」と伝えたいです
みんなに合格したらうれしい。という気持ちを味わってほしいと思っています