通関士合格は、定年後の踏ん張りのため
- T.M. 様(60代・男性)
- テキストコースご受講
- 会社員
- 受験回数 5回目
通関士試験受験のきっかけ
経産省の安全保障輸出管理から、財務省所管の税関業務本流への道を
私は安全保障輸出管理という、貨物よりも技術移転(軍事転用技術海外流出阻止)を専門とする仕事を行ってましたが、税関業務本流の業務に携わるため定年前から、貿易実務検定C級、次いでB級を獲得し、最後の目標を通関士試験にしました。
MHJを選んだ理由
貿易実務検定で教材を利用した縁で!
貿易実務検定の勉強でお世話になり、直接片山立志先生の授業を受けたこともあるというのが、MHJの講座を選んだきっかけでした。
受講してみた感想
図解がわかりやすく安心して手元に置ける教材
法律のわかりづらい表現は、安全保障輸出管理の技術スペックの定義や解釈で苦労していました。MHJの教材ではそれらを読み慣れしやすい構成にしてあり、さらにわかりやすい図解で補強していたので助かりました。特に苦手な貨物分類(HSコード)を理解するのに役立ちました。
一番ためになったコンテンツ
『実戦力 通関実務演習テキスト』
過去4回の受験で一番苦労していた通関実務を理解する上で、2021年の通関実務演習テキストは大変役に立ちました。これまでの通関実務演習テキストよりも字が読みやすくなり、構成の整合性も改善されたように思いました。自学自習教材として重宝しました。
受験勉強で工夫した点
時間配分に注意
第1科目 通関業法は、とにかく覚えていれば合格圏6割の到達は比較的難しくなく時間配分は気にしなくてよいが、第2科目 関税法等では、時間をかけるところと迷わず即答するところを判別する訓練を模擬試験や過去問で繰り返しました。第3科目 通関実務では、今回は特に、解答に取り組む順序を何度も見直して、自分にとってあわてず最後に時間をかけるべき箇所としていた、輸入申告書問題に40分以上の時間を残せるよう試行錯誤しました。その努力のおかげで、過去4回の試験ではできていなかった時間配分に余裕が生まれました。
ある一日の勉強スケジュール
正誤問題は「繰り返し」、穴埋め問題対策は「書いて、読んで覚える」がコツ
近隣の会計学校の通関士ビデオ講座にも同時に通っていたので、自習室を使用することができました。繰り返し正誤問題に取り組み、速読即解できることを目指して正答率を上げました。重要な法令文については、穴埋め問題に出ることを想定して、重要な個所を何度も何度も読んだり、書いたりして、穴埋め部分が読み慣れた法令文だったら頭に浮かぶことを目指して努力しました。
7:00 | 起床・朝食等 |
8:00~8:30 | 通学時間 |
8:30~17:30 | 会計学校 |
17:30~18:00 | 通学時間 |
18:00~20:30 | 夕食等 |
20:30~23:00 | 自由時間 |
23:00~ | 就眠 |
これから受験される方へのメッセージ
仕事と一緒で、繰り返し学ぶ中でより深く理解でき、合格を確信できます。
通関士試験は難易度が高いけれども、理解が進むと全体の枠組みやつながりの中で考えられるようになります。毎日同じ仕事をしている中で、他の業務とのつながりに気づくこともあるのと同様、理解が深まれば合格への確信が生まれます。