独学でカバーできなかった実務科目。講座を通し、身に着け、合格へとつながった

  • 木場章夫様
  • 男性
  • ゴールドコースご受講

この度、4回目の通関士試験受験でようやく合格することが出来ました。

私がマウンハーフ様の講座を知ったのは2016年度、3回目の受験の時でした。

当時は直前対策の教材のみを申し込んだのですが、独学でカバー出来ていなかった箇所(特に原産地要件やオーストラリアEPAなど、実務教科に関わる範囲)をレジュメと講義DVDで非常に分かり易く説明されており、「あぁ、もっと早くから申し込んでおけば良かったなぁ~」と後悔したのを今でも覚えています。当然、試験に臨む以上は絶対合格する気持ちでしたが、この時から「今年もし落ちたら、来年はマウンハーフで講座を申し込もう」と決めていました。

2016年度の試験の結果は、残念ながら実務問題でケアレスミスをし、僅か1点足らずで不合格・・・それでも「来年は絶対に受かるぞ」と気持ちを切り替え、すぐマウンハーフ様の2017年度試験対策のゴールドコースを申し込みました。

教材のテキスト、テーマ別問題集・・・といった数々は、その充実した内容はもちろんのこと、「試験でココが狙われる!」、「これはつまり・・・」といった説明やイラストが要所にあり、非常に分かりやすい構成となっていました。特に附帯税の改正点については、マウンハーフ様の教材と講義DVDがなければ、恐らく独学では最後まで理解出来ていなかっただろうなと思います。

スクーリングにも2回参加しました。2回目の時は最も重要な現実支払価格・加算要素がテーマでしたが、「この加算要素はこの場合は非加算ですが、この場合は加算しなければいけません」等といったことを片山先生から教わり、その知識がその後の勉強に大いに役立ちました。

私の勉強方法ですが、とにかくいつ、どこでも勉強できるよう、テキストの全ページをスキャンしてスマートフォンに取り込んだり、問題集はかさ張るので各分野に破いて、その日のノルマ分のみをクリアファイルに入れて持ち運ぶなど、通勤時やちょっとした空き時間にでも、楽に勉強が出来るように工夫しました。

また、合格に向けて一つだけ目標を立てました。何か根拠があった訳ではないですが、「試験当日までに苦手な輸出・輸入申告書の作成問題を最低100問はやる」というものです。思ってもみなかったことですが、100問を超えたあたりから「自分が出題する立場ならこういう所をひっかけで狙うな~」と考えるようになります。考えながら問題に取り組む内に、不思議とひっかけで間違えたり、ケアレスミスをすることも無くなってきました。最終的に当日までに計136問解いたことで、「これだけやってダメだったら、もう仕方がない。これで自分が落ちたらもう誰も受からないでしょ。」と変な自信を持って本番に臨むことが出来ました。

それでも本番当日、試験の開始直前・終了直後はどうしても不安が襲いました。しかし後日速報で自己採点をしてみれば、本番が一番出来ていたので(比較的問題が易しかったのもありますが)、自分でも驚いた程です。最終的に通関業法・37点、関税法等・50点、実務問題・41点という結果で合格が叶いました。

2017年12月下旬に確認を受け、晴れて通関士となることが出来ました。昨年片山先生を始めとする講師の皆様から教わったことは、通関士になった今でも血となり肉となり、自分自身の成長に繋がっていると思います。本当にマウンハーフの皆様には感謝の気持ちが絶えません。

体験記の最後に、片山先生がいつも仰っている「絶対合格するぞー!」というセリフを、少しだけアレンジして本文を締めくくりたいと思います。

「本当に合格したぞー!」