片山立志式通関士の基礎 第29回
皆さんこんにちは、片山立志です。
では、本日の問題です。
問題
収容された貨物について解除を受けようとする者は、収容に要した費用、収容課金、当該貨物の関税を税関に納付し収容解除の承認を受けなければならない。
◯か×か?
解答・解説
収容の問題としては、繰り返し出題されるところです。
収容の解除を受けようとする場合は、収容に要した費用、収容課金を税関に納付して解除の承認を受ける必要があります。
この問題では、当該貨物の関税額も必要であるとしていますが、これは、いりません。したがって、答は、×です。
なお、収容の効力も試験の論点の一つです。たとえば、収容された貨物から生ずる天然の果実に収容の効力が及ぶことなど繰り返し出題されています。
マウンハーフジャパン【通関士絶対合格通信講座】メルマガ 2021/05/16 配信分掲載