2025年片山立志先生の通関士合格ポイントコラム 第5回

皆さんこんにちは、片山立志です。
毎日少しずつ学習を積み重ね、基礎を固めていきましょう!
メルマガでも配信してる通関士合格ポイントコラムの第5回目です!!
問題
【次の文章を読み、○か✕か答えなさい。】
特定輸出者が保税地域等に入れないで輸出申告をした場合、輸出許可を受けるためには、保税地域等に搬入しなければならない。
解答は一番下です!
MHJ通関士通信講座のパンフレットはこちらから
解答・解説
正解は、「×」です。
【ポイント1】
特定輸出者は、コンプライアンスとともにセキュリティ管理が行き届いている輸出者に対する制度です。特定輸出者は、自ら税関長に申請し審査の上、税関長が承認する者です。この特定輸出者が輸出申告し、輸出許可を受けた貨物は、関税法上、特定輸出貨物と呼ばれます。
【ポイント2】
原則として輸出申告は、保税地域等に搬入して行う必要はありませんが、輸出許可を受けるためには、保税地域等に搬入する必要があります。
【ポイント3】
では、特定輸出者の場合はどうでしょうか。
特定輸出者が輸出申告を行った場合は、保税地域等に搬入することなく輸出許可を受けることができます。(関税法67条の3第1項)ポイント2の例外が認められています。よって、「誤り」となります。
第6回のポイントコラムもお楽しみにしてください!
マウンハーフジャパン【通関士絶対合格通信講座】メルマガ 2025/4/8 配信分掲載