片山立志先生の通関士合格ポイントコラム 第1回
皆さんこんにちは、片山立志です。
通関士試験本番まで残り約半年と迫ってまいりました。
今日から演習を通して、一緒に通関士試験絶対合格を目指しましょう!!
問題
【次の文章を読み、○か✕か答えなさい。】
本邦の船舶により外国の排他的経済水域の海域で採捕された水産物は、内国貨物である。
解答・解説
答えは、〇です。
通関士試験でまず最初に覚えなければいけないのは、法律上の用語の定義です。まずは、関税法の基本となる「内国貨物」「外国貨物」それぞれの定義を見ていきましょう。
関税法上の「内国貨物」の定義
① 本邦にある貨物で外国貨物でないもの
② 本邦の船舶により公海で採捕された水産物
③ 本邦の船舶により本邦及び外国の排他的経済水域の海域で採捕された水産物
関税法上の「外国貨物」の定義
※これらのもので輸入許可前のものをいう。
① 外国から本邦に到着した貨物
② 外国の船舶により公海で採捕された水産物(本邦の排他的経済水域の海域及び外国の排他的経済水域の海域で、外国の船舶により採捕された水
産物も含む。)
③ 輸出の許可を受けた貨物
本問の水産物は、内国貨物の定義③に該当します。したがって、正しい記述です。
いかがでした?
まずは、関税法等で出てくる様々な用語の定義から覚えていきましょう。
それでは、また次回をお楽しみに!
マウンハーフジャパン【通関士通信講座メルマガ】 2023/4/16 配信分掲載
2023年度通関士試験絶対合格通信講座
お申込みはコチラから!!( `ー´)ノ