技術的制限手段無効化行為と技術的制限手段特定無効化行為

皆さんこんにちは。片山立志です。

輸出してはならない貨物や輸入してはならない貨物に不正競争防止法で規制する技術的制限手段無効化行為や技術的制限手段特定無効化行為を組成する物品があります。この2つは、手段と無効化行為の間に「特定」が入っているかどうかの違いですが、これはいったいどんな意味があるのでしょうか。

難関の弁理士試験ではありませんから、言葉さえ覚えておけばいいと言えばいいのですが、やはり受験生の方は気になるのでしょう。時々、質問が舞い込みます。

今回は、コーヒーブレークとして、これらの意味に触れておきましょう。

「技術的制限手段」とは、アクセスコントロールをしたりコピーができないようにコピーコントロールを行う手段のことです。

例えば、DVDを無断にコピーできないようにする手段や衛星放送に無断アクセスできないようにする手段が挙げられます。

ところで、この「特定」の意味は何でしょうか。

特定の意味するところは、その契約者しかアクセスできないことを意味してわけです。たとえば、衛星放送の契約を結んでその契約者が衛星放送を楽しむのは、違法ではありません。

しかし、このような契約をしていない者が不正チューナーを使って見ることは、違法です。この場合、この不正チューナーが「技術的制限手段特定無効化行為」を組成する物品になるのです。

一方、「技術的制限手段無効化行為」を組成する物品というのは、DVDのコピーガイドを解除する違法キャンセラーがあります。

このような違法な物品を輸出入することができないように、税関は、関税法に基づいて水際での取り締まりを行っています。

マウンハーフジャパン【通関士絶対合格通信講座】メルマガ 2019/03/24 配信分掲載

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