輸入してはならない貨物(1)

皆さんこんにちは。片山立志です。

今回は、「輸入してはならない貨物」に関する話題です。

昔は、関税定率法に輸入禁制品として規定されていたもので、現在は、関税法に規定されています。この分野からは、毎年1問出題されています。

また、「輸出してはならない貨物」からも毎年1問出題されています。つまりは、必ず出題される分野ということが言えます。しかも、問題は、比較的オーソドックスで似たような問題が出る傾向があります。

輸入してはならない貨物は、関税法69条の11に列挙され規定されています。

過去には、どんな問題が出題されているでしょうか。

「貨幣、紙幣若しくは銀行券、印紙若しくは郵便切手などの偽造品、変造品及び模造品などは、輸入してはならない貨物」

ですが、それは、絶対的なのかどうかを問われたことがあります。

具体的には、印紙の模造品、郵便切手等の模造品について問われたのですが、答は、許可を受けていれば輸入できるのです!

印紙については、「印紙等模造取締法1条2項の規定により財務大臣の許可を受けていれば、輸入が可能ですし、郵便切手であっても「郵便切手類模造等取締法1条2項の規定により総務大臣の許可を受けて輸入する場合は、可能です。

条文を見てみましょう。

貨幣、紙幣若しくは銀行券、印紙若しくは郵便切手(郵便切手以外の郵便に関する料金を表す証票を含む。以下この号において同じ。)又は有価証券の偽造品、変造品及び模造品(印紙の模造品にあつては印紙等模造取締法(昭和二十二年法律第百八十九号)第一条第二項の規定により財務大臣の許可を受けて輸入するものを除き、郵便切手の模造品にあつては郵便切手類模造等取締法(昭和四十七年法律第五十号)第一条第二項の規定により総務大臣の許可を受けて輸入するものを除く。)並びに不正に作られた代金若しくは料金の支払用又は預貯金の引出用のカードを構成する電磁的記録をその構成部分とするカード(その原料となるべきカードを含む。)

関税法69条の11第1項6号

カッコ書きに「~の許可を受けて輸入するものを除き、~」と規定されていますね。試験では、このような単純なカッコ書きからも出題されています。独学の場合は、特に出題されそうなカッコ書きには、注意して学習することが大切です。

次回も「輸入してはならない貨物」についてお話ししましょう。

マウンハーフジャパン【通関士絶対合格通信講座】メルマガ 2019/02/11 配信分掲載

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